ニュースリリース
kintoneアプリの自動集計をリアルタイムで実行する
krewDataの新プランを発表
- krewDataリアルタイム実行プラン -
メシウス株式会社(本社:仙台市泉区紫山3-1-4 代表取締役社長:馬場 直行)は2020年11月5日、メシウスが開発・販売するkintone(キントーン)向けプラグインkrewData(クルーデータ)に任意のタイミングで即時集計が行える新プラン「krewDataリアルタイム実行プラン」を発売します。ライセンス価格は1サブドメインあたり月額18,000円〜(リアルタイム実行フロー数3個まで)、無料トライアルは11月5日より開始します。
kintoneはサイボウズ株式会社(本社:東京都中央区日本橋2-7-1 代表取締役社長:青野 慶久)が開発・販売する業務アプリ開発プラットフォームです。案件管理や業務日報などあらゆる業務アプリをノンプログラミングで簡単に作成できるため、現在多くの企業に採用されています。krewDataはkintoneアプリを自在に集計・加工できるプラグインです。予算・実績アプリを結合して予実集計を行ったり、日次の売り上げや各種実績を集計したりとあらゆる場面で活躍しています。
このたび発売する「krewDataリアルタイム実行プラン」は、kintoneのWebhook機能を利用してレコードの追加やステータスの変更などユーザーの操作をきっかけにkrewDataを実行し、データ集計などを即時に行うことができます。また、ユーザーが任意のタイミングでkrewDataを呼び出せるREST APIも提供しています。これにより、常に最新データの把握が必要な在庫管理など集計頻度の高い業務にもkrewDataを活用できるようになりました。「リアルタイム実行プラン」の発売に伴い、従来のkrewDataは「スケジュール実行プラン」として提供します。業務に必要な集計方法に合わせて実行プランをお選びいただけます。新プランの詳細は11月5日、6日に「リアルタイム実行プラン説明会」のWebセミナーを開催します。なお、デモ環境は11月11日〜13日に開催されるサイボウズの総合イベント「Cybozu Days 2020 東京」のメシウスブースにて展示します。
リアルタイム実行プラン説明会(5日)の申し込みはこちら
リアルタイム実行プラン説明会(6日)の申し込みはこちら
※ 本説明会は、両日とも同じ内容です。各セミナー、定員100名までとなっております。お早めにお申し込みください。
利用例:在庫管理業務
商品の出荷状況から現在の在庫数を自動集計する
在庫管理業務はさまざまな作業工程があり、入荷管理や出荷管理など複数のアプリを連動させてリアルタイムに商品の在庫数を集計する必要があります。従来のkrewDataでは管理画面から手動で実行するか、予めスケジュールした日時で実行するか、いずれかの方法でしか集計できなかったため、集計頻度が高く常に最新データを把握しなければならない在庫管理業務には不向きでした。しかし、リアルタイム実行なら作業担当者が出荷状況のステータスを変更するタイミングでkrewDataを実行させ、在庫数の集計を行うことができるため、タイムラグのない一貫した在庫管理がkintone上で可能になります。
スケジュール実行とリアルタイム実行の比較
スケジュール実行 | リアルタイム実行 | |
---|---|---|
集計方法 | スケジュール | Webhook API呼び出し |
処理レコード上限数 | 200,000レコードまで | 10,000レコードまで |
グループ実行 | 不可 | 可能(*2) |
同時実行制御 | 不可 | 可能(*3) |
集計対象のレコード | 対象業務に関連するレコード全件 | 操作したレコードに関連する特定のレコード |
集計タイミング | 日次・月次など | レコード追加/更新/削除、ステータス更新した直後など |
集計頻度 | 低い | 高い |
対象業務の特徴 | 定期集計が必要 | 即時集計が必要 |
代表的な業務 | 予実管理 請求管理 |
在庫管理 経費予算管理 |
*1:API呼び出しにはJavaScriptによるカスタマイズが必要です
*2:複数の集計フローを1つの集計処理グループ「実行単位」として扱えます。実行単位に設定した集計フローは処理順を指定して実行できます。
*3:集計処理を実行中に重ねて集計処理が呼び出された場合、先に実行中の集計処理が完了するのを待機して実行することができます。
- 待機可能な実行数には制限があります。
- 待機せずに呼び出しをキャンセルすることもできます。
グループ実行とは
複数の集計フローを1つの集計処理グループ「実行単位」として設定することができます。グループ実行を設定することによって例えば商品が出荷された後、商品の在庫が基準値を下回っている場合、発注依頼をかけるといった一連の処理を自動で行うことが可能になります。これにより在庫管理に関連する業務間の整合性が担保され、業務効率化を実現できます。
その他、新機能の詳細につきましては下記をご確認ください。
新機能説明資料
お問合せ
一般の方のお問合せ先 |
---|
メシウス株式会社 エンタープライズソリューション事業部 営業部 |
es.sales@mescius.jp |
報道関係のお問合せ先 |
---|
メシウス株式会社 エンタープライズソリューション事業部 マーケティング部 |
es.marketing@mescius.jp |
022-777-8210 |